チケットレスで新幹線に乗車して東京へ出張してみた

#レポート

下田祐士

2018.05.28

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はじめに

オペレーションチームの下田です。
2018年 5月 30日（水）〜 6月 1日（金）の期間に、グランドプリンスホテル新高輪で開催される日本最大級のクラウドコンピューティングカンファレンス AWS Summit Tokyo 2018 へ参加するため、東京へ出張することになりました。AWS Summit 2018 に関する詳細については、公式サイトをご確認ください。

AWS Summit Tokyo / Osaka 2018

東京へ出張するときにはいつも新幹線を利用（姫路駅から東京まで移動）しているのですが、今回はスマートEX というJR（東海＆西日本）のサービスを利用してみました。
スマートEX に関する詳細については、こちらも公式サイトをご確認ください。

「スマートEX」気軽にネット予約で新幹線を利用するなら！

使ってみた

まずは、最寄りの新幹線停車駅である姫路駅まで移動しました。
＃すでに、チケットの予約を WEBで済ませている状態であり、WEB 手続きに関する情報について本記事では言及しておりませんことを予めご了承ください。

久しぶりの姫路駅ですが、目に付くところにスマートEX に関する案内が多く JR としても利用を促進するために力を入れているサービスなのかなという印象を受けました。

筆者が登録した交通系ICカードは、こちらです。以前に出張した際、駅に設置されている多機能券売機で発行した My Suica（記名式）のICカードです。
Suica カードの購入方法については、JR東日本の公式サイトを参照ください。

My Suica（記名式）・Suicaカードの購入｜購入方法｜Suica：JR東日本

姫路駅は在来線の改札を通り抜け、その後に新幹線の改札を通り抜ける必要があります。いずれの改札についても先の Suica で通り抜けることができました。

新幹線の改札を通り抜ける際に、自動改札機から発行される　EXご利用票を受け取ります。この利用票は、新幹線乗車後の車内改札（切符確認）で呈示するための用紙みたいです。

改札を通り抜けると、国宝である姫路城（1/200スケールの模型）が出迎えてくれます。

拍子抜けするくらい、簡単に利用することができました。
なお、新規に予約したり予約の変更や確認などができる便利なスマートフォン用のアプリも用意されています。

EXアプリについて | 予約ガイド | スマートEX

乗車後にスマートフォンアプリを確認すると、入場済みと表示されておりました。

なお、新幹線乗車後は仕事を開始しました。

スマートEX ついて

公式サイトから一部抜粋してみます。

年会費無料で気軽にはじめられる
東海道・山陽新幹線のネット予約サービス
カンタンな登録だけで、すぐに新幹線の予約ができる

スマートEX サービスへの登録および決済用クレジットカードと交通系ICカードの登録（任意）により、みどりの窓口へ行かずに新幹線のチケットが手配できるサービスです。
個人の所感ではありますが、このサービスを利用するメリットを挙げてみます。

新幹線の予約（チケット手配）を、PC やスマートフォンなどインターネット経由で手続き完了できる（みどりの窓口へ行って、並ぶ必要なし）
予約の変更が、列車発車直前までなら何度でも手数料無料で行える（みどりの窓口へ行って、並ぶ必要なし）
手持ちの交通系ICカード（※）が、新幹線チケットとして利用できる
新幹線の決済領収書を、電子書類として発行できる

（※）2018/5 時点で、下記の全国相互利用対象となる交通系ICカードに対応しているようです。

Kitaca
PASMO
Suica（モバイルSuica,Apple Pay Suica 含む）
manaca
TOICA
PiTaPa
ICOCA
はやかけん
nimoca
SUGOCA

なお、このサービスを利用する上で予めクレジットカードを登録しておく必要がある点について注意しておく必要があります（１８歳以上が対象）。クレジットカードに関するその他の注意点は、以下のとおりです。

スマートEXの「きっぷ」を受け取る等のサービスの一部でクレジットカードの実物が必要になる場合があることなどから、サイズが小さいクレジットカード（ミニカード）や、実物がないクレジットカード（バーチャルカード）の利用は推奨されていない
デビットカードやプリペイドカードでは決済システムの仕組み上の問題から、クレジットカード発行会社の判断によってはスマートEX に登録できない可能性がある